「父が死んでいると思ってもいませんでした」などと否認 父親の死体遺棄容疑で娘2人逮捕【香川】
丸亀市の自宅で父親の遺体を遺棄したとして、娘2人が11月6日、死体遺棄の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは、いずれも丸亀市土器町に住む会社役員、佐野育代容疑者(61)と佐野裕子容疑者(59)です。 警察の調べによりますと、2人は、2022年4月27日ごろから11月6日午前7時ごろまでの間、自宅に父親の武志さんの遺体を放置し、遺棄した疑いです。 2024年5月に行政機関から「武志さんと連絡が取れない」と相談を受けた警察が調べを進め、容疑が固まったため逮捕したものです。 警察の取り調べに対し2人は容疑を否認していて、育代容疑者は、「父は失踪していて、生きていると思っていた」裕子容疑者は「父が死んでいると思ってもいませんでした」などと供述しているということです。 2人は、武志さんの遺体が見つかった家で暮らしていて、武志さんは、衣服を着た状態でほぼ白骨化していました。警察は、7日に遺体を司法解剖し、死亡した状況などを調べる方針です。
岡山放送