【オリックス】田嶋大樹が後輩の「相談役」に意欲「自覚というか、勝手な責任感みたいなのが…」舞洲で練習納め
オリックス・田嶋大樹投手が後輩選手の「相談役」に意欲を見せた。27日、年内の業務を終えた大阪・舞洲の球団施設で練習納め。尊敬する比嘉やT―岡田、安達ら年長選手が現役引退したことを踏まえ「ちょっと自分が言わないとな、って。自覚というか、勝手な責任感みたいなものがちょっと出てきていて…」と控えめに名乗り出た。 「オリックスはみんな優しいんで。無法地帯じゃないけど、何でもアリのチームにはなってほしくない。野球が終わった後、苦労するだろうなっていう人が増えるのは嫌だから…」。あまり得意ではなかったというが、若手との交流にも積極的。今年8月には結婚も公表し、選手として明らかに視野が広がった様子だ。 17年のドラフト1位で入団し、プロ8年間で42勝を挙げている28歳。同じ左腕のエース・宮城、曽谷とともに先発の軸として期待される。「言うからには、自分もちゃんとやらなきゃいけない。年齢が上に来るのはこういうことなのかな? って今、思っています。変わらなきゃいけないし、成長しなきゃいけない。生きていたら野球だけじゃない。そういう部分もちょっとずつ、後輩に教えていけたらいい」と投球以外でも粉骨する心意気だ。
報知新聞社