【DeNA】戸柱恭孝CSに続き攻守で日本一にも貢献「1年間準備してやり続ける大切さ証明できた」
<日本シリーズ:DeNA11-2ソフトバンク>◇第6戦◇3日◇横浜 DeNA戸柱恭孝捕手(34)が、CSのMVPに続き、日本シリーズでも攻守でチームの日本一に貢献した。 「本当にうれしかったですし、報われたなと思います。僕もですけど、周りで支えてくれた人も全員、この日のために頑張ってきたんで、本当に良かったなと思います。全員で勝ち取った日本一だと思います」 日本シリーズでは全6試合にスタメン出場し、投手陣を好リードで導き、第3戦の2回から日本シリーズ新記録となる29イニング連続無失点を記録した。 今季は、山本祐大捕手(26)が主戦捕手を務める中、戸柱は46試合の出場で、スタメンは19試合だった。山本が右尺骨を骨折、伊藤がCSファイナルで左ふくらはぎを肉離れし、阪神とのCSファースト第2戦から日本シリーズ第6戦まで13試合連続でスタメンに名を連ね、チームを日本一に導いた。 「この1カ月、1カ月半が僕の野球人生でもすごく濃い期間でしたし、1年間しっかり準備して、やり続ける大切さをベテランとして、証明できたのかなと思います」 26年ぶりの日本一を達成した瞬間、投手の森原とマウンド付近で抱擁し、チームメートの歓喜の輪を作った。限られた出番の中でも、早出練習から入念に準備を続け、報われた瞬間だった。