ソフトバンク優勝パレードに28万人集う 王会長「来年は一番上で」
プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの4年ぶりのパ・リーグ優勝を祝うパレードが24日、福岡市中心部であった。2020年の前回優勝時はコロナ禍でパレードが見送られたため、5年ぶりの開催となった。 【写真】パレードで手を振る(左から)甲斐、有原、和田らソフトバンクの選手=2024年11月24日午前、福岡市、山本壮一郎撮影 福岡市博多区の土居通り交差点から中央区の平和台陸上競技場付近までの沿道(2・3キロ)には、主催者発表で約28万人が集まり、オープンカーなどに分乗した選手やコーチ陣らに声援を送った。 王貞治球団会長(84)と小久保裕紀監督(53)、選手会長の周東佑京選手(28)らを先頭に、今季限りで現役を引退した和田毅投手(43)の姿もあった。 今季は91勝49敗で、2位日本ハムに13・5ゲーム差をつけたが、DeNAとの日本シリーズは2勝4敗で敗れた。小久保監督は「やはり日本一になってパレードをしないといけないと感じた」。王会長も「来年は一番上(日本一)でね」と話した。 ホークスでは初めてのパレード参加となった近藤健介選手(31)は「人の多さにびっくりした」と驚いた様子。「(来年は)リーグ2連覇と日本一になってパレードしたい」と意気込んだ。 和田投手は「選手として最後のパレードはいい思い出になる。ファンの方々に感謝したい。22年間、応援をありがとうございました」。(鷹見正之)
朝日新聞社