沸騰はOK?NG?練り物を入れる順番は?・・・この道130年老舗メーカー プロが伝授おでんをおいしく作るコツ
年末年始、家族でごちそうを囲むという人も多いのではないでしょうか? 寒さがどんどん厳しくなるこの季節、おでんを囲むのもいいのでは? 寒さが厳しければ厳しいほど恋しくなる、おでんをよりいおいしく楽しむコツをお伝えします。 【写真を見る】沸騰はOK?NG?練り物を入れる順番は?・・・この道130年老舗メーカー プロが伝授おでんをおいしく作るコツ まずは、おでんダネの定番、練り物。 実は、練り物をどう扱うかが、おでんのおいしさに大きく影響するそうなんです。 まずは、練り物がどのように作られているのか、創業130年の歴史を誇る山口県長門市の「フジミツ」を訪ねました。 フジミツといえば蒲鉾やかにかま、てんぷらなど、練り物を中心に、合計約15種類 約1000商品を展開しています。 そんな、商品を作っているのが、山口県長門市にあるフジミツ 三隅工場。案内してくれるのは、工場長の恵本さん。 おでんの具材はどのようにして作られているのか?工場見学スタート! まず、フジミツといったら、蒲鉾。蒲鉾の原材料はスケソウダラ。タンパク質が豊富で、近年はトップアスリートたちからも注目されているそうなんです。 そのすり身を、調味料と一緒に混ぜ合わせます。ここでポイント!混ぜ合わせるのは、この液体調味料・・・いったいなんだか分かりますか? 正解は・・・鯛の「だし」です。 山口県産の鯛からだしを取っていて、スケソウダラの本来の旨みや風味を引き立ててくれるんだそうです。 出来上がったすり身を成形しますが、ちなみに、木の板は、余分な水分を吸収してくれるため。美味しさを保つ役目もあるんだそうです。 そして、薄いビニールで包装したら、40度の蒸気で50分、低温加熱していき弾力のある蒲鉾になります。 さらに!ここからがフジミツの蒲鉾の真骨頂!一般的な蒲鉾の加熱は、蒸すことで工程終了なのですが、フジミツでは焼き抜きという直火焼きを行なっているんです! およそ400年前の江戸時代から萩から長門に受け継がれた伝統ある製法と言われており、すり身の水分を高温で蒸発させることで魚の旨みを凝縮させコリコリとした歯応えのある弾力に仕上がるんだそうです!
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