焼け跡から母親の遺体…自宅放火の疑い、無職の54歳男を逮捕 昨年10月、島根・出雲で民家火災「火をつけたことに間違いありません」
出雲市古志町で昨年10月、民家が全焼し、焼け跡から住人の無職女性=当時(90)=が遺体で見つかった火災で、出雲署は5日、非現住建造物等放火の疑いで、女性と同居していた息子で同市大津町、無職の男の容疑者(54)を逮捕した。 【写真】出雲で自宅放火の疑い、無職の男性逮捕 昨年10月の民家火災、焼け跡から母親の遺体
逮捕容疑は昨年10月7日未明、自宅に放火して木造一部2階建て家屋と隣接する木造の物置計約220平方メートルを全焼させた疑い。 出雲署によると、同容疑者は「火を付けたことに間違いはない」と容疑を認めているという。 同署によると、容疑者は母親と2人暮らし。火災直後行方が分からなくなり、8日未明に自宅付近に戻ってきたところを同署員が発見。やけどを負っていたため入院し、昨年12月に退院した後、同署が任意で事情を聴いていた。