橋下徹氏『国会議員ふざけるな!』と怒り...報告義務のない“海外視察の費用や活動内容”は「フルオープンにすべき」と主張 政策活動費には「第三者の目&デジタル化を」
(橋下徹氏)「ただね、島国の日本なんでね、やっぱり政治家が海外に行って、ちゃんとどういうことをやったのかっていうことをオープンにすることと、お金の使い道については透明化することで止まるんじゃなくて、第三者機関が必要なんです。今、立岩さんが言ったように。我々だったら税務署ですよ。これはアメリカでもイギリスでも、第三者機関の力がものすごく強くて、使い道がおかしかったら全部返還させるんです。ものすごく強力な機関、税務署と同じぐらいの機関、これを作らないと、いくら改革やったって、それ誰がチェックするのってなるんだけど、今、完全に自公議員らの議論で抜けてるのは、第三者機関を置くこと。それからこの領収書のいらないお金、政策活動費と立法事務費も含めて、領収書を出さなくていいお金を何とか死守しようとしているから、これはやっぱりメディア側が騒ぎ続けるしかない」 ―――今、メディアでもこうやって取り上げますし、有権者も裏金問題では厳しい目で見ているはずですが、自民党が前向きになってないのはなぜでしょうか。逃げ切れると思っているのでしょうか。橋下さんはどうお考えですか? 「(逃げ切れると)思っているんです。旧文通費、月額100万円のお金についても、2年前ぐらいに大問題になってメディアが騒いだときには、変えるかなってなったんだけど、メディアが騒ぐのが収まったら、政治家は逃げ切れると思ったんです。それから今、自民党は前の衆議院の補欠選挙で3戦全敗って言われてるけど、世論調査を見ると、確かに政権交代の声とかが高まっているんだけど、野党の支持率が高まってないんですよね。だから、野党の候補者が小選挙区で乱立すれば、自民党はこんな状況でも勝てると思ってます。そう踏んでる。だから『なめとんのかい』と。本当にこれはメディア含めて国民が怒り倒さないと政治家は動かないですよ」 (2024年5月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)