”初代山の神”今井正人さん、やっぱりすごかった…青学大5区・若林宏樹の快走で再注目 20年前なのに「現代と同等の速さで走ってる」
◇2日 箱根駅伝・往路 山上りの5区(20・8キロ)で青学大・若林宏樹(4年・洛南)が先頭・中大との45秒差を逆転。青学大は5時間20分1秒で2年連続の往路優勝を飾った。若林は1時間9分11秒で、2024年の城西大・山本唯翔の区間記録を3秒更新した。 5区はたびたびコースが変わっているため参考記録ではあるが、今大会より100メートル長い20・9キロだった2005年大会では”山の神”の異名を取った順大・今井正人が1時間9分12秒をマーク。参考記録ではあるものの、若林は”山の神超え”に近づいた記録となる。これにX(旧ツイッター)では「若さま強すぎる!! あの今井さんと同じタイムだなんて!!」「今井さんの記録上回ったのすごいよなぁ…」「初代山の神 今井正人さんの 69分12秒を破る快挙!! スゴすぎ」などと称賛の声が拡散した。 一方で、Xでは若林の走りを受けて”初代・山の神”と称された今井さん(現順大コーチ)の記録も脚光を浴びた。「20年前にこれだけ高速化した現代と同等の速さで走ってるって何かがおかしい」「今井さんとか柏原さんとかあの辺の神々のヤバさはタイムというよりも区間2位と3分差とかつけちゃう絶望感なんだよな」「靴とかもよくなってるしそう考えるとやっぱり今井さんの記録は化け物染みてる」などと、”山の神”のすごさを再認識する声が上がった。
中日スポーツ