「歴史的な金メダルの後に疑惑の事件」クロアチア初の金メダルに輝いた女性柔道家の父が性的暴行で逮捕「父親に強制的にキスされた」【パリ五輪】
様々な話題が取りざたされるパリ五輪で、また前代未聞の出来事が起きた。 パリ五輪の柔道女子70キロ級で初の金メダルを獲得したバルバラ・マティッチ(クロアチア)の父親が、性的暴行の容疑でパリ警察に逮捕されたことを英メディア『THE Sun』含め、複数のメディアが報じた。 同紙では「オリンピックショック」とタイトルがつけられ、「歴史的なメダルの後に疑惑の事件」として詳細を報じている。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 同紙によると、7月31日にマティッチの試合をスタンドで観戦していた父親は、娘が準々決勝に勝利した際、歓喜のあまり、大会の女性ボランティアの口にキスをしたという。24歳の女性ボランティアは驚き、「父親に強制的にキスされた」と主張し、告訴。警察は1日になって父親の身柄を拘束、パリ検察庁も告訴状を受け取ったことを認めたという。 マティッチは男女を通じてクロアチアに初めての五輪金メダルをもたらし、脚光を浴びていたが現時点で事件についてまだコメントはしていないとされる。 現在開催中のパリ五輪では米スポーツ専門局『ユーロネット』の男性解説者が金メダルを獲得した競泳女子豪州代表に対して「さて、女子の競技がちょうど終わりました。女性というのはウロウロし、化粧をする。そういうものです」と性差別的な発言を行い、解説から外される出来事があったばかり。 何より娘の4年に1度のスポーツの祭典に賭ける思いを踏みにじる行為とあって、父親には今後も厳しい目を向けられそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]