「核のごみ」の最終処分場選定 NUMOの説明会に市民団体らが抗議
いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向け、NUMO(原子力発電環境整備機構)が道内各地で始めている説明会。この進め方について市民団体らが抗議しました。 きのうNUMOと経済産業大臣に抗議文を送ったのは、およそ70の市民団体などからなる連絡会です。きょう道庁を訪れ道にもに報告しました。 「核のごみ」の最終処分場選定に向け先月、後志の寿都町と神恵内村で4年かけた文献調査を終えました。その後NUMOは両自治体を皮切りに各地で説明会を開いていますが、対話はなく意見は質問票のみといった進め方に対し連絡会は疑問を投げかけています。 井上敦子事務局長は「倶知安では前と後ろにNUMOの担当者が立ちはだかり意見を言うことを阻止されたのを見た。これは問題だ」と話しています。NUMOの説明会は来年2月19日までに道内の全ての振興局で開かれる予定です。