2024年を彩った俳優・河合優実 その魅力に迫る映画&ドラマ15選
『ある男』( 2022 )
「愛したはずの夫はまったくの別人でした」心揺さぶるヒューマンミステリー 弁護士の城戶は、かつての依頼者である里枝から亡くなった夫「大祐」の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな 家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れるなか、 ⻑年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ‥‥。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれ、 いつしか城戶の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。 [監督・編集] 石川慶 [原作] 平野啓一郎「ある男」(文藝春秋刊) [出演] 妻夫木聡/安藤サクラ/窪田正孝/清野菜名/眞島秀和/きたろう/河合優実/でんでん/仲野太賀/真木よう子/柄本 明 [配給]松竹 2022年11月18日(金) 全国公開
『線は、僕を描く』( 2022 )
主人公に触発され水墨画の魅力に目覚める女子大生 大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画が霜介の前に色鮮やかな世界となって拡がる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、霜介は水墨画を学び始める。水墨画とは筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「自然(命)」。目の前にある「命」を白と黒だけの世界で表現する。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。 [監督] 小泉徳宏 [原作] 砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社文庫) [出演] 横浜流星/清原果耶/細田佳央太/河合優実/矢島健一/夙川アトム/井上想良 / 富田靖子/江口洋介/三浦友和 [配給] 東宝 2022年10月21日(金) 全国公開