1月に加入したばかりだが

ロッキはこのままバルサを離れるのか photo/Getty Images

バルセロナに所属するFWヴィトール・ロッキ（19）は今夏の去就が注目されている選手の1人だ。 ニコ・ウィリアムズやダニ・オルモといった選手らの獲得を目指すバルセロナ。しかしクラブは依然として財政難であり、ビッグネームの獲得には現有戦力の売却が必須であると考えられている。そんななか、移籍の可能性が報じられているのがロッキだ。 今年の冬に前倒しでバルセロナに加入したロッキは公式戦16試合の出場で2ゴールをマークするが、出場時間は353分と限定的な起用となった。そんなロッキは現状が改善されないのであれば移籍も視野に入れていると考えられており、様々な欧州クラブが目を光らせている。 ここ最近はサウジアラビアのクラブからも熱視線が送られており、ネイマールも所属するアル・ヒラルが獲得に興味を持っているという。スペイン『SPORT』によると、この関心を受けて、バルセロナはロッキの価格を4000万ユーロ（約67億円）以上に設定したという。アル・ヒラルは買取義務がついたレンタル移籍が望ましいと考えているようだが、バルセロナは完全移籍での交渉を希望しているとのこと。 もともとアル・ヒラルは同クラブのハフィーニャの獲得と当初狙っていたが、6月の交渉は失敗に終わり、選手自身もバルセロナからの移籍を望んでいないため、現在はロッキに注目しているようだ。 ポルトやラツィオなど欧州クラブもロッキ獲得を目指しているが、いずれも買取義務のないレンタル移籍を希望しているようで、現段階ではサウジアラビアのクラブへの移籍が濃厚かもしれない。 1月の加入からまだ半年ほどしか経っていないが、このままロッキはバルセロナを離れてしまうのか。