バルセロナ元会長「バルサは審判を買収していない。むしろレアル・マドリードは何百人もの“ネグレイラ”と関係を持っていた」| ラ・リーガ
バルセロナ元会長のジョアン・ガスパール氏が、同クラブの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について語った。 バルセロナは2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(通称CTA、スペインフットボールの審判統括組織)副会長エンリケス・ネグレイラ氏及びその息子が所有する会社に対して、審判のレフェリング分析を名目に約750万ユーロを支払っていたことで、審判を買収した疑いにかけられている。 2000~2003年にバルセロナの会長を務めたガスパール氏はスペイン『Jijantes』とのインタビューで、同クラブの審判買収を否定。むしろ、レアル・マドリードの方が多くの権力者たちに働きかけてきたとの見解を示した。 「レアル・マドリードが関係を持った“ネグレイラ”は1人だけではない。彼らはその歴史の中で何百人もの“ネグレイラ”を抱えてきたんだ。つまり、彼らにとってこのネグレイラのテーマは都合がいいんだよ。このまま終わることなく、何年も話題になることを願っているだろう」 「バルサがその歴史の中で審判の影響を受けたことは、恩恵を受けたことは一度もない」 「私がバルサ会長の座を追われたのは、試合に勝つことができず、ソシオたちに出て行けと言われたからだ。審判を買収して勝てていたならば、なぜ私はそんな目に遭ったのだろうか? 審判に影響を与えられるならば、私はまだ会長を務めているはずだよ」