アンチェロッティ、渦中のエンバペについて…「休みの日は好きなことをすればいい。私も誰の許可もなくロンドンに行ったが?」 | ラ・リーガ
19日のラ・リーガ第10節、レアル・マドリーは敵地バライドスでのセルタ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、渦中のFWキリアン・エンバペについてコメントしている。 今回のインターナショナルウィークでフランス代表に合流せず、所属クラブのレアル・マドリードでフィジカルコンディションを整えていたエンバペは、2日間の休みを利用してストックホルムに訪れたが、同地で女性に対して性的暴行をした疑いがあるとスウェーデンメディアによって報じられている(なおスウェーデンの捜査当局は、この事件の容疑者を明らかにはしていない)。 この件についてアンチェロッティ監督は、報道については「憶測」に過ぎないと一蹴。また練習がオフの日にストックホルムを訪れることは、選手個人の自由としている。 「休みの日は予定に組み込まれていたことで、それぞれが好きなことをすればいいさ。私は休みの2日間を使ってロンドンに行ったが、誰の許可も取っていない。私は選手たちの旅行を企画する旅行代理店を経営しているわけじゃないんだ」 「私は憶測を話すためにここにいるわけではないんだ。彼は今回の中断期間をコンデイション改善のために使った。良い状態で、幸せそうに見えるし、明日の試合でプレーする意欲にあふれている。この15日間は彼にとって大きな助けになるものだった。彼は中断期間とは違う選手になったよ」 アンチェロッティ監督はその一方で、この冬の補強の可能性についても言及。レアル・マドリードは冬の移籍市場で、DFダニ・カルバハルが今季絶望となった右サイドバック、以前から層が薄かったセンターバックを補強する可能性が噂されている。 「"選手を1人”獲得することを否定はしない。だがレアル・マドリードにとって補強は簡単ではないんだ。私たちは下部組織を駆使するし、それにアラバだって帰ってくる。彼は良い回復ぶりを見せているし、まもなく全体練習に合流できるだろう」