Notionが国内初の製品イベントで「Microsoft Teams」連携を発表。大企業ニーズに対応
ドキュメンテーションツールを提供するNotionは11月7日、日本で初のオープンイベント「Make with Notion Showcase Tokyo」を開催した。 【全画像をみる】Notionが国内初の製品イベントで「Microsoft Teams」連携を発表。大企業ニーズに対応 同イベントは、Notionがアメリカ・サンフランシスコで10月24日(現地時間)に開催した「Make with Notion」のいわば日本版。アメリカのイベントで発表された内容を中心に、日本での活用事例等が紹介された。 東京でのイベントに先立って、Notionは記者会見を開催。Notion CTO(最高技術責任者)のFuzzy Khosrowshahi(ファジー・コスロウシャシ)氏と、プロダクトマーケティング担当のJohn Hurley(ジョン・ハーレイ)氏が登壇し、新機能の紹介や今後のロードマップについて語った。
Microsoft TeamsがNotion AIに接続予定
前述の通り、新機能等はすでに発表済みであり、Webフォームが無料で作れる「フォーム」や、自動化機能など、いくつかの新機能はすでに利用可能になっている。 今回の日本でのイベントでは、オプション機能「Notion AI」(月額1650円)のAIコネクターの連携先として「Microsoft Teams」が追加されることが正式に公表された。 AIコネクターとは、Notion AIの「Q&A機能」において、Notion内の情報だけではなく、連携先の情報も参照し、AIが質問に答えると言うもの。 AIコネクターは6月19日に正式公開され、当初はビジネスチャットの「Slack」に対応。9月25日には「Googleドライブ」が追加されている(現状、個人向けGoogleアカウントは非対応)。 今後連携機能が実装されれば、Microsoft Teams内のやり取りもSlackのようにNotion AIで参照できるようになる。提供時期についてハーレイ氏は明言しなかったが「近々提供する」と述べた。
小林 優多郎