連休中にやるのが正解?アグレッシブな整理整頓術「ピーター・ウォルシュ・メソッド」
ウォルシュ・メソッドの5つのステップ
この「アグレッシブな整理整頓術」を実行するときは、次の5つのステップを踏みます。 1. その空間をからっぽにする 文字どおり、何もかもを片づけます。キッチンを片づけるのなら、キッチンの物すべてをゴミ箱に入れ、そのゴミ箱をダイニングルームに置いておきます。 片付けようとしている部屋が広すぎて、物が多すぎる場合は、スペースを小分けにして作業しましょう。ベッドルームなら、一度に全部の物を出さずに、まずはクローゼット、次はオープンスペース、デスクといった具合に、これらのステップをひとつずつ行なっていきます。 まずは場所を選んで決め、そこを片づけることからはじめるようにしましょう。 2. その空間のビジョンを描き、目的を設定する。 たとえばキッチンなら、もっと頻繁に料理をしたくなるよう十分なスペースを設けつつ、調理器具のために十分な収納スペースを確保することが、ビジョンと目的になるかもしれません。 クローゼットの場合は、もっと効率よく着替えられるよう、服やアクセサリーを見渡しやすくすることをビジョンにしてもいいでしょう。その空間に何を求めるのかを自問して、そこで暮らす自分の姿を思い描くのです。 3. 取り除いた物すべてを、2つのカテゴリーに分ける。 つくるのは、「ビジョン」の山と「処分」の山の2つです。 ビジョンと目的に合っている物は、手元に残します。合っていない物は、捨てるか、寄付するかします。 ステップ2で目的を設定するポイントは、取り組むべき具体的な課題を自分に課すことです。この目的に従って行動しましょう。 4. 不必要な物を取り除く。 「処分」の山を確認して、寄付する物を選びます。それ以外は、捨てるかリサイクルに回します。ためらったり、ほかの場所に保管したりしてはいけません。 ウォルシュ氏が明言しているように、処分を先延ばしにしたところで、いっそう散らかるだけです。 寄付に回す分は、車のトランクに入れるか、玄関のそばに置いておき、ゴミ袋は外へ出しましょう。そうしておけば、ずっとそのままにしておくわけにはいかなくなります。 5. 手元に残しておきたい物の置き場を、改めて考える。 「ビジョン」の山にある物をすべて部屋に戻し、それらをその空間の目的に合わせて並べます。 場合によっては、棚用の収納ラックや、扉に引っ掛けるドアハンガーなど、実用的な収納グッズを取り入れてもいいでしょう。空間の整理整頓に本気で取り組むときのもっとも重要なポイントのひとつは、手元に残しておく物すべてについて、置き場所を決めることです。 確かに、ウォルシュ氏のアプローチは、ほかのものよりもちょっと徹底しています。何しろ、その空間を丸ごと片づけて、空間の使い方を考え直すわけですから。 しかし、その作業の中心に「理想のビジョン」を据えれば、整理整頓がしやすくなるだけではありません。 空間を理想的なかたちで使い出したあとも、整理整頓された状態をキープしやすくなるのです。 Source:sciencedirect, Amazon(1, 2, 3, 4 )
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