令和最強・最速の国産ステーションワゴンがほしい!トヨタ新型カルディナGT-FourことGRカローラワゴンがあるならどんなクルマになる?
トヨタのスポーツブランドである「GR」。GRヤリス、GR86、GRスープラなどがラインアップされていますが、より実用性のあるワゴンもぜひラインアップしてほしいところ。かつて存在した「カルディナGT-FOUR」のような、その名も「GRカルディナ」です。 ちょい悪オジサンにおすすめ!クラウンエステートはシリーズ中、最も地味だが使い勝手は最高だ
■令和最強・最速の国産ステーションワゴンを目指す!!
1990年代のスバル「レガシィツーリングワゴン」の大ヒットをうけて開発された「カルディナ」。3世代にわたって製造されましたが、2007年に販売終了に。当時は、国内各自動車メーカーから、多くのステーションワゴンが登場していましたが、人気の中心は、やはりレガシィツーリングワゴン。
2代目カルディナでは、最高出力260PSを発揮する2.0リッター直4ツインカムターボの「GT-T」を設定したほか、3代目でも名車セリカ譲りの「GT-FOUR」を設定するなど健闘をみせましたが、高出力低重心の水平対向ボクサーエンジン、シンメトリカル4WD、そしてスタイリッシュなデザインと、スポーツワゴン好きの顧客の心に刺さるようなスペックを持つレガシィツーリングワゴンの牙城を崩すことはできませんでした。
現在は、レガシィもかつてのような国産最強ワゴンのコンセプトは卒業しており、レガシィツーリングワゴンの後継車である「レヴォーグ」も、最高出力275PSの2.4Lターボ車「STIスポーツR」が設定されてはいますが、販売の中心ではありません。この状況ならば、かつてのカルディナの借りを返すことはできるかもしれません。
■GRカローラをベースに、300PS級に仕立てたい!!
GRカルディナ(仮)は、5ドアハッチのGRカローラをベースとするのがいいでしょう。トヨタにはカローラツーリングというワゴンがありますが、全幅1745㎜ほどと幅狭のため、快速ツーリングワゴンに仕上げるのであれば拡幅は必須。 GRカローラは、カローラスポーツに対してフロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化されており、全幅は1850mmあります。これをベースボディとしてワゴン化するのが手っ取り早いと考えられます。