タイで退役した飛行機を輸送 カフェとして再利用
タイ西部のカンチャナブリー県で1月10日、解体されたボーイング747型機の輸送が行われた。運ばれた機体はカフェとして再利用される。 映像では、10分割された機体がトラックに載せられ運ばれている。 トラックの運転手によると、地元のビジネスマンが1100万バーツ(約4570万円)で退役した機体を購入したという。 運転手によると、エンジニアによる綿密な調査を基にルートを決め、組み立て用のトレーラーやクレーンを準備する必要があったため、輸送までに2カ月かかったという。 輸送の際も部品や近隣の家屋に被害が及ばないよう、細心の注意が払われた。交通整理を行う警察官の協力も得た。 中でも修道院近くの建設エリアでは道路を曲がるだけでも、数時間を要したという。 世界中で数十もの航空会社がランニングコストの高いジャンボ機の使用を中止する中、タイ航空も数年前に使用を取りやめた。 (タイ、カンチャナブリ―県、1月18日、Viral Press/アフロ)