人気コート13種類を旬なコーデと共に紹介!
チェスターフィールドやステンカラーなどの定番からタイロッケンといったヒネりのきいたモデルまで、選択肢の幅が広い秋冬アウターの本命「コート」。そんなコートを選ぶ際「そもそもコートってどんな種類があるの?」と思うことはないだろうか。そこで今回はオトナ男子におさえておいて欲しいコートを13種類、着こなしの参考にしたいスナップとともに紹介していく。
メンズコートの種類①「チェスターフィールドコート」
メンズコートの代表格といえばチェスターコートに他ならないだろう。スーツやジャケパンスタイルに合うコートとしてはもちろん、オフの日のカジュアルコーデでも使える活躍の場が非常に広い万能アウターだ。正式名称は「チェスターフィールドコート」で、1830~1840年代における英国のファッションアイコンであったチェスターフィールド伯爵ジョージ・スタンホープ氏の名前に由来するとされている。 編集部 橘「テーラードジャケットと同じくノッチドラペル・ピークドラペルの違い、シングルブレスト・ダブルブレストの違いがあり、そのデザインによって印象が異なります。仕様によってのフォーマル度・カジュアル度の違いはありませんが、オーバーサイズのフィット感のものはカジュアルな雰囲気が出るので、そこだけおさえておくと良いと思います。」
メンズコートの種類②「ステンカラーコート」
チェスターコートと並んでメンズの定番とされているステンカラーコート。トレンチコートから派生したレインコートの一種とされており、後ろの高い衿腰から前に向かって下がるように折り返る一枚襟が特徴のコートだ。ちなみに、ステンカラーコートとは和製英語であり、正式名称は「バルマカーンコート」や「バルカラーコート」とされている(スコットランド・ハイランド地方のバルマカーンという地名が由来)。 編集部 橘「クラシックなステンカラーコートは、ラグランスリーブの比翼仕立て(フライフロント)と言われています。コンサバ路線を好むなら、この仕様に注目して探してみるのが良いでしょう。スタイルの多様化が進む現代では、セットインスリーブやボタンがむき出しにアレンジしたデザインも出回っています。カチッと感を出したいならセットインスリーブの比翼仕立て、スポーティに仕上げるならラグランスリーブのボタンむき出しデザインなど。自身の理想のスタイルにフィットにするデザインを選ぶのが良いと思います。」