山本彩・涙の卒業コンサート「NMB48にすべてをささげて生きてきました」
山本彩・涙の卒業コンサート「NMB48にすべてをささげて生きてきました」 THE PAGE大阪
アイドルグループ「NMB48」からの卒業を発表している山本彩(25)の卒業コンサート「SAYAKA SONIC~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」が27日午後、大阪府吹田市の万博記念公園・東の広場で行われ、山本は多くのファンが見守る中、36曲を歌い切った。 【拡大写真特集】ステージで元気に歌って踊るNMB48の山本彩
雨もあがり、青空のもとグループとして初の野外ライブ
同日午後4時の開演を前に、同公園には多くのファンが詰めかけ列をなした。グループとしては初めての野外ライブ。前日には雨が降るなど天気が心配されたが、好天に恵まれた。 朝早くから来たという茨木市の20代女性は「きょうは特別な日になりそうで、眠れませんでした。けど、しっかりと見届けたいと思う。天気は絶対よくなると思ってた」と言葉をつまらせていた。
渡辺美優紀、山田菜々ら元メンバーも駆けつけた
ステージでは36曲を披露した山本。途中で渡辺美優紀、山田菜々ら元メンバーも駆けつけ、一緒に歌う場面もあった。そして、1期生の仲間たちも駆けつけ「懐かしい、もう会えないと思ってた」と話すと、会場は笑いと涙に包まれていた。福本愛菜は仕事で駆けつけることができなかったが、山本は電話で連絡を取ったことを明かしていた。
「NMB48は私の青春でした」
コンサート終盤、集まったファンに「NMB48は私の青春でした」と感謝の気持ちを述べた。また「NMB48にすべてをささげて生きてきました」とも話し、ファンから大きな拍手と「がんばれー」といった声援も多く聞かれた。
11月4日にNMB48劇場最終公演
コンサート終了後、会場周辺では涙にくれる女性ファンの姿も多く見かけた。大阪府門真市から来たという女性(19)は「すごく最高のコンサートで、さや姉も最高だった。けど、卒業はやっぱり悲しいような、うれしいようなという感じです。これからも応援し続けます」と泣きながら話していた。
山本は同公演後の11月4日にNMB48劇場最終公演を行う予定となっている。