令和のコメ騒動の真因は「コシヒカリ系統への偏り」「減反政策の失敗」…停滞するコメ行政を突破する最先端の取組みとは
大敗した新首相は実りある農業政策を実現できるか
今夏に起きた「令和のコメ騒動」が浮き彫りにしたのは、国の農業政策の限界だった。しかも、「コメ不足」は一過性のものではなく、今後も起こり得る構造的な問題を孕む。そのしがらみを突破する新しい試みとは何か――。 揺れるコメ行政の中で「再生二期作」「乾田直播(かんでんちょくは)」といった、国の政策に頼らない農家の最新の取組みに迫る。【山口亮子/ジャーナリスト】
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「週刊新潮」2024年10月31日号掲載