「アマプラ」「ネトフリ」の脅威の中でも最高益!? 宇宙事業で稼ぐ「スカパーJSATホールディングス」の謎を森永康平氏が暴く【経済対談】
「スカパー!」の現状
スカパーJSATホールディングスの米倉英一社長(左)と経済アナリストの森永康平氏(右)
ネットフリックスやAmazonプライム・ビデオなど、外資系企業の動画配信サービスが日本の市場を席巻している。あおりを受けるのは、有料放送でおなじみ「スカパー!」も例外ではないはずなのだが、運営元であるスカパーJSATホールディングスは、直近の決算でなんと最高益を更新したのだ。 そんな好業績の源泉となっているのは、「スカパー!」をはじめとしたメディア事業ではなく、営業利益の8割以上を稼いでいるという宇宙事業だという。「読売巨人軍が今何点リードしているか」を宇宙から識別できるレーダーなど、同社が行う宇宙ビジネスとは一体何なのか。そこでこの度、経済アナリストの森永康平氏が、社長に直撃。サッカーや野球中継などでよく知られる「スカパー!」の現状から、宇宙で稼ぐ驚きの戦略まで、知られざる内情が包み隠さず明かされた。 ※本稿は「週刊新潮」12月5日号掲載の対談企画「経済アナリスト森永康平の ビジネスリーダーにドロップキック!」の記事です。
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「週刊新潮」2024年12月5日号掲載