大橋秀行会長が「スポーツベッティング」導入をお願い プロボクシングを応援する議連に
プロボクシング界を応援しようと自民党の国会議員でつく「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」の総会が14日、都内の自民党本部で行われ、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長が「スポーツベッティング」導入検討を訴えた。 「井上尚弥のような景気のいい話はほんの一部だけ。ボクシングの収入源はゲート収入、放映権料、配信料、スポンサー料だけ。スポーツベッティングを導入していただければ、日本王者でもファイトマネーが上がり、子どもたちが目指す、より魅力のあるスポーツになる」とお願いした。 スポーツベッティングは大谷翔平の通訳だった水原一平氏の違法賭博問題で、国内ではネガティブな印象が広がっているが、米国や英国などの日本以外のG7(主要7カ国)で実施されている。 「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」同会は競技人口の減少やジムの経営難などに直面するプロボクシング業界を応援しようと22年11月に発足した。大橋会長の訴えを受けて、今後、スポーツベッティングの議連と調整しながら進めると回答した。