【UFC】TKO勝ちの平良、フライ級5位にランクイン!
6月16日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』のフライ級マッチでは、平良達郎(24=THE BLACK BELT JAPAN)がアレックス・ペレス(32=米国)に2R負傷ストップによるTKO勝利を収めた。 本日UFCのランキングが更新され、平良は5位にランクイン!平良自身もSNSで、ランキングの画像を指差しご満悦の表情を見せた。 【フォト&動画】平良がランク5位に笑顔!今回のフィニッシュも ランキング13位だった平良は、タイトル挑戦の経験も持つ(対戦時)5位のペレスと対戦。決着がついたのは2Rだった。 平良はタックルからペレスをケージに押し込むと素早くバックテイク。立った状態のペレスの背中に乗り、バックキープしたまま平良が上体を反らすようにペレスを倒し込むとペレスは呻き声を上げる。異常を察知したレフェリーがすぐに試合をストップ。 ペレスは右ヒザを痛め、平良がTKO勝利。平良はこれでUFC6連勝、無敗記録を16に伸ばし、勝利マイクでは「パントージャ、レッツゴー、タイトルショット!」と英語で王者にタイトル挑戦をアピールした。 そして更新されたランキングを確認すると、平良は5位となり、敗れたペレスは7位にダウン。タイトル挑戦に期待のかかる平良だが、7月28日の『UFC 304』で組まれているムハンマド・モカエフ(ロシア/同級6位)vsマネル・ケイプ(アンゴラ/同級8位)の結果次第と言えるだろう。 モカエフは23歳で無敗の強豪。これまでも平良と比較されることが多かったが、互いに無敗のまま勝ち進んできた。ここでケイプに勝てば平良同様タイトル挑戦に大きく近づく。 そして元RIZINバンタム級王者としても知られるケイプ。ただケイプは、以前に現王者のパントージャに敗れているため、インパクトのある勝ち方を見せない限り、平良より可能性は低そうだ。 平良は試合後のインタビューで「パントージャに年内挑戦したいと思ってます。日本人初のUFCチャンピオンが誕生する場所として日本大会でやれたらめちゃくちゃ最高です。ただマネルとモカエフの勝者も興味あります」と語っていた。 果たして平良の次戦はどういったマッチメイクになるか。日本人初のUFC王者に最も近い平良の活躍から目が離せない。