50代で捨てておきたい「こうあるべき」思考。人生後半戦を楽しくするために日常でできること
60代からは自由気ままなスタイルで生きたい
余談ですが、今月、父の13回忌の法要を親族で執り行いました。親がしていた「法事」というものは、ご近所まで巻き込むような家の一大イベントでした。それに比べたら、なんと簡素なものでした。わが家では、墓じまいをしてお墓もなく、お仏壇も処分してしまっています。 私たちの法要は、お寺に伺って、お経だけを盛大にしていただくというスタイル。そのあとみんなで食事会へ出かるだけです。ほんとうにラクなものです。お墓も、仏壇もないけれど、手を合わせる気持ちがあれば、それでいいのではないでしょうか? 代々受け継がれる慣習も大事ですが、自分も周りも負担になるようなことは手放して、自分のルールをつくっていこうと思います。 50代を超えて、ますます「私らしく」を尊重できるようになりました。60代からは、自由で気ままが似合う年代です。
中道あん