万博で求められる人工島・夢洲への安全輸送 1日最大22万人、鉄道とバスでどう振り分け
鉄道やバスで移動する際、来場者らはどういった点に留意すべきか。
京都大経営管理大学院の大庭哲治教授(都市地域計画)は「状況によって、利用しようとしたルートとは異なる経路の方が移動時間が短い場合がある。時間帯をずらしたり経路を変えたりするなど多少の我慢を共有し、利便性を確保することが重要だ」と指摘する。
また「多言語の文字情報としてスマートフォンアプリや駅でのデジタルサイネージ(電子看板)などを利用し、日本人と外国人の情報格差をなくすべきだ」と語った。(山本考志、藤谷茂樹)