気温が高い夏は「だけ」掃除で簡単に。手間を省きつつ心地いい空間がつづく
手間のかかる掃除は、夏のだるさも相まってなかやる気が出ませんよね…。そこで今回は、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、簡単にできる掃除術を教えてもらいました。クエン酸、酸素系漂白剤、重曹、アルコールスプレーをうまく使い分けて、汚れをラクに落としましょう。
床はベタつくところだけアルコールスプレーですっきり&除菌
裸足で歩くことも多い場所の床は、アルコールスプレーを吹きかけてマイクロファイバークロスなどでサッとふき掃除。 「除菌もできて一石二鳥。ワックスがけをしている床には重曹水で代用を」(本橋さん、以下同)
ハッカ油をアルコールに混ぜるだけで香りもすっきり
アルコールスプレーでふき掃除をするときに、ハッカ油やアロマを数滴加えると、香りで清涼感がアップ。 「ハッカ油を水や重曹水に混ぜる人もいますが、溶けないのでじつは意味がありません」
ゴミ箱のにおいは重曹水でふき取るだけ
ゴミ箱にしみついているにおいは、重曹水を全体に吹きかけてペーパータオルなどでふき取りを。 「生ゴミのにおいは酸性なので、アルカリ性の重曹で対処可能です」
トイレのモワッと臭は1週間に1回掃除するだけ
においの原因であるアンモニア臭は、壁や床にはねた尿が1週間以上放置されて発生するもの。 「つまり、週1回掃除すればにおいは防げます。クエン酸水を吹きかけて、フローリングワイパーで全体をふき掃除しましょう」
洗濯物の部屋干し臭は槽洗浄するだけ
部屋干し臭は洗濯槽が汚れているサイン。 「50~60℃のお湯をため、酸素系漂白剤2カップを溶かし入れて槽洗いを。縦型洗濯機なら、2分ほど回して一時停止し、浮いてきたゴミをすくい捨てて」 ※ 酸素系の漂白剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください
ESSE編集部