原英莉花が1差2位発進 優勝した20年大会と同じ初日67も「超えたかった~」
◇女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第1日(2024年11月21日 宮崎県 宮崎CC=6497ヤード、パー72) 20年大会覇者の原英莉花(25=NIPPON EXPRESSホールディングス)は7バーディー、2ボギーの67をマークし、5アンダーで首位と1打差の2位と好発進を決めた。 3、4番で連続バーディーを奪うと、前半は4つスコアを伸ばして折り返した。後半に入り10番からは3連続バーディーを奪取。順調な滑り出しを見せ、「しっかりバーディーを取れていたのが久しぶりだったかなと思うので、良い流れでプレーできた」とうなずいた。 今週から新しい練習器具を投入した。シャフトメーカーのUSTマミヤに「ぼよんぼよん」のシャフトが柔らかいドライバーをオーダー。大会前の19日から使い始め、「タイミングを取り戻す練習をしたのが良かった」とスイングで切り返す時の感覚が良くなった。 20年にはメジャー2勝目を挙げた思い出の舞台。4年前と同じ初日67の滑り出しとなったが「超えたかった~」と少し悔しさをにじませる。目指すは昨年10月の日本女子オープン以来の勝利。会場には歴代覇者として当時の写真も飾られているが「誰?って思います。誰この人みたいな。自分だと思えるような写真に塗り替えたい」と豪快に笑いながらも、大会2勝目に向けて熱い闘志を燃やしていた。