夏の最後はサンダルで謳歌! ただオジサン、上品に見せるのはお忘れなく!!
涼しいからって気を抜いたらダメです
8月も終わりが見え、酷暑や猛暑はなりを潜めて少しは過ごしやすい日々がやってきそう。 夏の最後にもってこい! 名品サンダル5選を見る とはいえまだまだ暑くて、休みの日ならサンダルで過ごしたい。そこで第196弾では夏の最後に履きたいサンダルをピックアップします。 通気性がよく快適なサンダルですが、履き方を間違えてしまうと「見苦しい」と視線を逸らされかねません。とくに、オジサンは要注意! ビーチサンダルは あくまで砂浜で履くためのサンダルですし、クロッグは幼い印象になるため大人が街中で履くと浮いてしまうため、できれば街中以外への外出時に活躍させてください。 肌見えが少ないタイプのサンダルや、あまりスポーティになりすぎないもの、上質なレザーを使ったものなら足元も上品に見え、だらしない印象を払拭できます。
エルメスのイズミール
まずは、#腕時計魂の常連! @k5_sn_officialさんの投稿から。エルメス(HERMES)の「イズミール(Izmir)」です。
エルメスを象徴する、定番的な存在になったサンダル「イズミール」。 モデル名は、エーゲ海に面する美しいトルコ西部の都市から名づけられたそうです。 メンズウィメンズ問わず大人気で、さまざまなタイプがリリースされていますが、@k5_sn_officialさんの「イズミール」は、ストラップに1930年に登場して以来、軽くて使いやすく、しかも丈夫なキャンバス素材であるトワルH(アッシュ)とカーフとをバイカラーで表現した一足。 ちなみに、トワルとはフランス語で木綿や麻などによって作られた織物のことです。 こじラグ谷中も「イズミール」を持っておりますが、アウトソールはフラットなレザーなので、"速攻でビブラムソールを貼る"のは正解! 駅の構内や百貨店なんかは特に、都会の床は よく滑りますからね。
ベルルッティのサンダル
2番目は、靴魂キング @ryuki_hさんの投稿から。ベルルッティ(BERLUTI)のサンダルです。
1895年に、アレッサンドロ・ベルルッティ(Alessandro Berluti)がビスポーク(カスタムメイドによる受注生産)の紳士靴メゾンを創業し、1959年からは既製靴の販売をスタートさせました。 @ryuki_hさんのサンダルは、4代目のディレクターを務めたマダム オルガことオルガ・ベルルッティ(Olga Berluti)女史時代のものでしょうか。 彼女の貢献によって独自のヴェネチアレザーにパティーヌと言うムラ染めの手法を用い、これまでには存在しなかったカラーの革靴を世に送り出し、瞬く間に多くのファンを虜にします。 アッパーのカッティングも絶妙で、足の屈曲に合わせてカッティングが施されており、さらにかかとには伸縮性のあるベルトを付けることで足をしっかりホールドし、安定した履き心地を得ることができます。 この時期のベルルッティには魅力的な靴がたくさん存在しますよね。 ぜひ大切に愛で、長く履き続けてください。