台湾の大学に授業料無料・生活補助金付きの「日本人プログラム」半導体産業の人材育成 TSMCが来秋設立 募集説明会
RKB毎日放送
熊本に進出した台湾の半導体大手、TSMCが日本人を対象にした人材育成プログラムを来年、台湾の大学に設立します。 【写真で見る】半導体産業の人材育成 TSMCが来秋設立 募集説明会 福岡市で27日、説明会が開かれました。 福岡工業大学で開かれた「日本人プログラム」の募集説明会には、福岡工業大学附属城東高校の生徒など約110人が参加しました。このプログラムは、熊本県に進出したTSMCが半導体産業で活躍する人材の育成を目指して台湾の雲林科技大学に設立するもので、この日は大学の担当者がカリキュラムなどを説明しました。 入学は2025年9月で、年間約56万4000円の授業料が4年間無料になるほか、毎月約4万7000円が生活補助金として支給されます。 参加した高校生「車の自動制御とかに興味があって半導体も勉強していきたいと前から思っていたので、中国語も学べるということで、自分にとってはめっちゃいい環境だなと思っています」 日本人プログラムの定員は30人で、雲林科技大学は「今後、学生の反応をみて定員の拡大も考えたい」としています。
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