【女子バスケ】パリ五輪前最後の国内強化試合に快勝 恩塚HC「世界を驚かすことができる」
◇三井不動産カップ2024(東京大会)バスケットボール女子日本代表国際強化試合 日本92-50ニュージーランド(6日、有明アリーナ) 【画像】2月の世界最終予選でパリ五輪出場権を獲得した女子バスケ日本代表 パリ五輪前、国内最後の強化試合に臨んだ世界ランキング9位の日本は、同26位のニュージーランドを92-50で破り大会本番へ弾みをつけました。 4日にも同国と対戦し125-57で大勝した日本。この試合でも東京五輪銀メダルメンバーの高田真希選手がチーム最多の23得点をマーク。さらに宮澤夕貴選手は4本の3ポイントを含む16得点、馬瓜エブリン選手も13得点を決める活躍を見せました。 パリ五輪前最後の強化試合を大勝で飾った女子バスケ日本代表。試合後、高田選手は「今回、このようなすばらしい雰囲気をみなさんに作っていただき、私たちにすばらしい景色を見せてくれました。次は、私たちが最高の景色をみなさんにお見せしたいと思います」とパリ五輪へ向け、意気込みました。 前回の試合では、日本代表の武器である3ポイント成功率が45%を超えていましたが、この日は26.7%(45本中12本成功)と低調な結果に。キャプテンの林咲希選手は「まだまだ課題が残っていますし、今日のようなシュート成功率だと、なかなか勝てないと思うので、ここから上げていきながら全員でレベルアップして、金メダルをとって帰ってきます!」と有明アリーナに集まった1万人を超える観客に金メダル獲得を誓いました。 そして恩塚亨ヘッドコーチは「私たちは金メダルを取ると心に決めて、これまですべてをかけて努力してきました。どんなことがあっても、私たちのバスケットをやりきってくれると思っています。世界を驚かすことができると思っています」と金メダル獲得への自信をのぞかせました。 日本代表は今後、欧州遠征でフランス、ベルギーと強化試合で対戦。その後、パリ五輪1次リーグでは、前回王者のアメリカ、ベルギー、ドイツと対戦します。
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