世界限定100本のみ【ブラックPVDコーティングが渋すぎる】ドイツ時計ブランド“ハンハルト”の新作
ドイツのブラックフォレストに拠点を構える時計ブランド“HANHART(ハンハルト)”は、ブラックPVDケースと9時位置のスモールセコンドが特徴の“Hanhart Pioneer Preventor9S(ハンハルト パイオニア プリヴェンター9S)”を発表。世界限定100本を2024年6月に発売する予定だ。 【画像】1950年代の名作をオールブラックで再解釈、ケースと文字盤に注目 1950年代のハンハルトの歴史的モデルに基づくデザインをベースにした本作。かつて使われていたレールウェイミニッツトラックが特徴となっており、無地の文字盤と白いミニッツマーカーの組み合わせにより、優れた視認性を生み出している。また、カテドラル針とアラビア数字には、スーパールミノバ C3 蓄光素材がコーティングされ、夜間の視認性も高められた。 モデル名に含まれる“S”は、ドイツ語で黒を意味する“schwarz”を表し、最大10気圧の耐水性を備えるステンレススチールケースには、その名の通りブラックのPVDコーティングを実施。内面反射防止のサファイアクリスタルで傷から保護し、ケースバックにはHanhartの特徴的“h”ロゴと限定のシリアル番号が刻印される。 ムーヴメントはスイスの“Dubois Dépraz”によって作られた信頼性の高い自動巻き“SW 200”を搭載。スモールセコンドを9時位置に移動する修正が施されており、視覚的なハイライトも生み出している。パワーリザーブは38時間だ。 黒いカーフレザーベルトには、ブラックPVD コーティングを実施したピンバックルを合わせつつ、ステッチには対照的なホワイトを採用して時計全体のアクセントに。また、ベルトの内側にはアルカンターラが採用され、快適な着け心地を生み出している。 機能性、品質、時代を超えた美しさに重点が置くとともに、確かな堅牢性でユーザーを支えるプリヴェンター9S。価格は35万2000円だ。 【問い合わせ先】 ムラキ 時計部 TEL.03-3273-0321
文◎Watch LIFE NEWS編集部