石井さやかが腹筋のケガで棄権、シュナイダーは不戦勝でベスト4に進出 [東レPPOテニス]

「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」（東京・有明テニスの森）で木曜日に行われたイベントに参加した石井さやか（ユニバレオ）（Getty Images）

　国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」（WTA500／東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート／本戦10月21～27日／賞金総額92万2573ドル／ハードコート）の女子シングルス準々決勝に残っていた石井さやか（ユニバレオ）が腹筋のケガを理由に棄権したため、第6シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）が不戦勝でベスト4に進出することが決まった。 ～東レ パン・パシフィック・オープンが選手の棄権を発表した大会公式SNSの投稿はこちら～ 　同大会に3年連続出場となった19歳の石井は、予選2試合を勝ち抜きキャリア2度目のツアー本戦入り。石井は前週の大阪（WTA250／ハードコート）にも参戦していたが、予選1回戦でキンバリー・ビレル（オーストラリア）に2-6 6-3 3-6で敗れていた。 　本戦での石井は1回戦でラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）の齋藤咲良（富士薬品）との日本人対決を6-1 6-1で制してツアー本戦初勝利を挙げたあと、2回戦では同じ予選勝者のゼイネップ・ソンメス（トルコ）を4-6 6-2 6-3で破って8強入りを決めていた。 　シュナイダーは準決勝で、第1シードのジェン・チンウェン（中国）と第8シードのレイラ・フェルナンデス（カナダ）の勝者と対戦する。