カーブミラーが倒れて子どもを直撃…犬や猫のおしっこで腐食が進み…環境の悪い所だと耐用年数が2~3年ということも
(サンダイ技建 加藤鐘三社長) 「応急的な効果はあると思う。ただ、テープをすることによって腐食部がテープで覆われ、腐食の進行具合が分かりにくくなる。テープによって腐食した部分が元に戻るような効果は薄い」 腐食が確認されてからのテープ補強は、一時しのぎにはなるものの、倒れるのは時間の問題だっただろうということです。 ■名古屋市で昨年度に倒れたカーブミラーは1本 名古屋市の場合、カーブミラーは各区の土木事務所が管理していて、市内に約5000本あります。 点検は他の標識も合わせて月に1回程度行っていて、腐食があればペンキを塗るなどしてさび止めをし、折れる危険があれば取り換えます。名古屋市で2023年度中に倒れたカーブミラーは1本。強風が原因でけが人はいませんでした。 担当者によると、一般的に倒れる原因には強風、犬や猫のおしっこによる塩分、強い衝撃や車両による振動が考えられます。そして、水たまりができやすい場所では腐食のスピードが早くなるということです。 もしも破損や腐食を見つけた場合は、各区の土木事務所に連絡してほしいということです。
CBCテレビ