「できるだけ早く我々と一緒にプレーできるように」

アジアカップのメンバーに名を連ねた久保。(C)Getty Images

　１月１日、アジアカップに挑む日本代表のメンバー26人が発表された。レアル・ソシエダの久保建英も順当に選出されている。 【PHOTO】アジアカップに挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！ 　だが、主軸を失うソシエダにとっては頭の痛い話だ。日本代表MFに加えて、アフリカ・ネーションズカップに出場するナイジェリア代表FWウマル・サディクとマリ代表DFアマリ・トラオレも離脱する予定となっている。 　２日のアラベス戦を前にした会見で、イマノル・アルグアシル監督も、思わず本音をこぼした。ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』がコメントを伝えている。 「私が分っているのは、彼らは明日そこ（アラベス戦）にいるということだ。現時点で彼らはここにいて、チームはトレーニングを行なっている。この試合では彼らはいると思うが、次の試合では疑問があり、複雑になる。彼らの幸運を祈る。彼らは決勝に進出したいと思っているだろう。彼らができるだけ早く我々と一緒にプレーできるよう、最初の機会で敗退するのを願っている」 　指揮官は「シーズン初めからそれはわかっていたし、言い訳はしない。我々はこれからも彼らと協力していくつもりだ」と続けている。 　おそらく離脱前最後の一戦となるアラベス戦で、久保はチームを勝利に導けるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部