北朝鮮のシジミ18トンを「ロシア産」と偽り不正輸入疑い、販売会社の元取締役を在宅起訴…山口地検
輸出入が禁止されている北朝鮮からシジミを不正に輸入したとして、山口地検は水産物輸入販売会社の元取締役(37)(さいたま市南区)を外為法違反(無承認輸入)と関税法違反(虚偽申告)の疑いで在宅起訴した。6日付。 【写真】山口地方検察庁
起訴状などによると、元取締役は2020年1月22日、韓国の釜山港で、北朝鮮産のシジミ約18トン(輸入申告価格約343万円)を積んだ船を出港させて山口県下関市の下関港まで運ばせ、経済産業相の承認を受けずに輸入したとされる。また、輸入申告時に原産地をロシアと偽って税関に申告したとされる。