【有馬記念】アーバンシック武井亮師「5億円デカいな」自信家指揮官は初グランプリへ自然体
有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 初の有馬記念も自然体で臨む。アーバンシックを管理する武井亮師(43)は18日に行われた最終追い切りを見守り「折り合い面などしっかり確認できたのでよかった」と安心した様子を見せた。2歳時から「ずっとすごい馬」と思っていた。この馬の魅力は「心肺機能が高い。そして力もあるから坂も問題なく走れる。ここにきて肉体面の成長も見られるので」と古馬との対決でもひるまない。 強気な発言が目立つ師だが、その裏には「管理している以上は、勝てると思って出走させる」というこだわりがある。だからどんな舞台でも物おじせず、今回も「相手は強いですけどね。そこでも戦えると思える楽しみな馬だから」と自信たっぷり。そして「勝ったら5億円か。デカいな(笑い)」と武井節もさく裂。自信家な指揮官の初グランプリ。結末やいかに-。【深田雄智】