「代表候補はどんどんネットメディア上で語るべき」立憲民主党・大串博志衆院議員が期待する代表選挙とは?
9月には立憲民主党の代表選、どんな議論を期待する?
立憲民主党の代表選もまもなくです。(編集部注:収録後、9月7日に告示、23日に投開票に確定しました) どういう代表選にすべきとお考えでしょうか。 大串氏自身は、代表選のあとに衆院選があると予想しています。 大串氏「自民党も同じ時期に総裁選がありますね。政権選択に向けた、両党のリーダーを決める時期。政権選択するのにふさわしいリーダーを選んでいけるようにしたい」 大串氏は、「私たちの党も、性別含めて多士済々。いろいろな人が出て、自由闊達な議論をしてほしい」と期待します。 選対委員長として煮詰めてほしい議論は? 大串氏は、「衆院選が近いということは、『政権を担う・担わない』という選挙になる」と定義します。 大串氏「自民党には裏金問題があり、そうでない政治を望む国民の声は強い。それを受け止められる、受け皿となる党でありうるかが重要。そのリーダーとして誰がふさわしいかの争い。立候補者には、アピールしながら訴えてもらいたい」 代表選ではさまざまなトピックが論点になると予想されます。 大串氏は、「今でいうと物価対策がきわめて重要」とコメントします。 大串氏「岸田政権では、実質賃金が27か月ぶりにプラスになったが一時的にすぎないと見られている。そして株価も不安定。生活が厳しい中でのエネルギー対策のちぐはぐ感など、国民を見ていないのは自民党の体質」 代表選は政権選択につながるものではありますが、一方で代表を選ぶ選挙権は党員に限られてしまいます。その中で、広く国民に関心を集めるには? 大串氏「代表選の選挙管理委員会が立ち上がった。多くの皆さんに投票してもらうためにはオープンな場でやったほうがいい」 大串氏は、「インターネットも重要なメディア」と期待します。 大串氏「どんどん出て代表選を宣伝し、厳しい意見を受けるところにも敢えて出て行って、指摘を受けながらも論を尽くす」 大串氏は「答えにくい質問にも答えるのが私たちの責任ですから」と笑顔で締めくくっていただきました