40代になって「丸みのあるぽっちゃり体型もわたしの個性」と思えたら、服を着るのが楽しくなった!【磯山さやかさん】
苦手意識のあった首の詰まったトップスにも挑戦中体型カバーより「これ着たい!」と思う気持ちを大切に
「胸が大きい人は首元が開いているトップスを合わせるべし」というのが着やせのセオリーとされていますよね。私もそんなセオリーを気にして首周りがすっきりと見える服ばかり選んでいました。でも、首元が詰まっていても、他のアイテムをストンとした縦のシルエットにすればすっきり着られることを知ってからは、自分が着たいと思うデザインのものを優先して取り入れるようになりました。 今日着た首元の詰まったシャツも、Vネックのジャンパースカートと重ねることによって深いVが際立ってシャープな印象に。スッキリと着られて嬉しいです。「このアイテムは首元が詰まっているから私は着れないな」と決めつけるのではなくて、どうしたら着られるかバランスを考えることがやっぱり大事なんだなと感じました。
丸みのある自分の体型に合っているとろみ素材のスカートはプライベートでもよく着るアイテム
全体的にふんわりとした丸みのある私の体型の雰囲気に合っていると思うので、テロンとしたとろみ素材のスカートは、プライベートでもよく着ます。落ち感があるので、気になる下半身もさりげなくカバーしてくれる気がして。今日のスカートに合わせたニットは、前から見るとシンプルなのに、背中側は大胆に開いていて、そのギャップで女っぷりが上がるなと思いました(笑)。 スニーカーを合わせてスポーティに着ても上品さが残るカジュアルスタイルは、40代になった私がこれから目指したいスタイルです。 40代を迎え「自分らしさとおしゃれの心地よいバランスを模索している」という磯山さん。次回は「気になっているけれどチャレンジできていない」というトレンドのシアー素材の着こなしを一緒に考えました。ぜひお楽しみに。 モデル/磯山さやか 撮影/目黒智子 スタイリング/水野利香 ヘアメイク/遊佐こころ 構成・文/堂坂由香
磯山 さやか