40代になって「丸みのあるぽっちゃり体型もわたしの個性」と思えたら、服を着るのが楽しくなった!【磯山さやかさん】
タレント、グラビアモデルとして活躍し、近年は俳優としても活躍の場を広げている磯山さやかさん。40代を迎えますます輝いている磯山さんが、この度ミモレに初登場! 「若い時は着痩せを気にしていたけれど、自分が心地よい体型がやっぱり一番!」という磯山さんと一緒に、丸みのある健康的な体型を生かした秋冬ファッションを全7回に分けてお届けします。 【写真で見る】美しい!磯山さやかさんのぽっちゃりセクシーなモヘアニットコーデ 磯山さやかさん タレント。1983年生まれ、茨城県出身。2000年にグラビアアイドルとしてデビュー。以降、雑誌やテレビ番組、ラジオのほか、俳優としても活動。月9ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)に小料理屋のおかみ 倉田ヨシ江役として出演中。23年10月に発売した写真集『and more』は4度目の重版が決定するなど、現在もグラビアモデルとして活躍。茨城県『いばらき大使』も務める。 先月41歳を迎えた磯山さやかさん。第1回目である今回は、155cmという小柄な身長と丸みのあるマシュマロボディを武器に、長年グラビアモデルとしても活躍する磯山さんに、ご自身の体型やおしゃれに対する考え方について伺いました。
世の中全ての服を着こなせなくていい。自分に合ったサイズや着方は必ずあるから
20代の頃、周囲から「痩せなさい痩せなさい」って言われて、番組のダイエット企画ですごく無理して痩せようとしたことがあって。実際ダイエットには成功したんです。かなり痩せたんですけど、肌はなんだかパサついているし、心もすごくすり減っていって。そしてファンの方からは「前の体型の方がよかった!すぐに戻して!」なんて言われて……。 その経験もあって「どうしたら他人からも心地よく見られて、自分自身も心地よくいられるのだろうか」と考えることが増えました。そのうちにだんだんと、今の丸みのある体型は自分のキャラクター的にも自分的にもいい塩梅なんだということが分かってきて。むしろ“この体型は私のチャームポイントなんだ!”と前向きに捉えるようになったら、普段のおしゃれも着やせを目指すのではなく、体型を生かす方向に自然と考え方が変わっていきました。なので私、体重計に乗らないんです。 時代の変化もあると思います。昔ほど「痩せている=美」という価値観ではなくなってきていますよね。もちろん自分が痩せたいとか、痩せてきれいに服を着たいという思いがあったら、そのための努力をすべきなんですよ。でも、洋服って誰かのために着るものではなく、自分で自分のテンションを上げるために服に助けてもらっているわけなので、自分自身が「今日の自分、なんか素敵、可愛い」って思えたら、それで十分。 人それぞれ、自分に合った洋服のサイズや着方が絶対にあるはず。世の中すべての服を素敵に着こなすことを目指すのではなくて、自分の体型を生かす服選びに特化すればいいんじゃないかな、と思うようになったら、私自身がすごくラクになれました。