横浜BCが外国籍選手を入れ替え…今オフ加入のミッチェルと契約解除し仏代表ビッグマン獲得
9月1日、B1リーグ中地区の横浜ビー・コルセアーズは、今オフに加入が決まっていたアキル・ミッチェルとの契約を解除し、新外国籍選手のダミアン・イングリスと2024-25シーズンの契約に合意したと発表した。 アメリカ出身で現在32歳のミッチェルは、206センチ106キロのパワーフォワード兼センター。バージニア大学からNBA下部Gリーグやヨーロッパ各国、オーストラリアなどのクラブでキャリアを重ねてきた。7月5日に契約に合意したとの発表があったが、クラブによると「8月8日にミッチェル選手本人より、契約を破棄したい旨の申し入れがありました」とのこと。選手の代理人やラッシ・トゥオビヘッドコーチらとの協議を経て、双方合意の上で契約を解除することになったという。 入れ替わる形でチームに加わったイングリスは、フランス出身で現在29歳、204センチ112キロのパワーフォワード兼センター。2014年のNBAドラフト2巡目全体31位で指名され、ミルウォーキー・バックスで1シーズン20試合に出場した実績を持つ。2016年以降はNBA下部Gリーグやフランス、スペインと言った欧州リーグでプレーしており、近年はワールドカップ予選やユーロバスケット予選のフランス代表にも選出されている。 昨シーズンはスペインのバレンシアで国内リーグ戦とユーロリーグ合計68試合に出場し、1試合平均7.8得点4.9リバウンド1.9アシストを記録。トゥオビHCとは2019-20シーズンにフランス・ストラスブールで同僚だったこともあり、再タッグを組むことになった。 今回の入団発表に際して、イングリスは「私にこのファミリーの一員となる機会を与えてくれた横浜BCの関係者の皆さんとコーチングスタッフに感謝したいと思います。日本や日本の人々、そして日本の文化について良いことをたくさん聞いてきましたので、日本に行けることにとても興奮しています。素晴らしいシーズンになるよう全力を尽くし、横浜のファン・ブースターの皆さんの前でプレーできることを楽しみにしています。ぜひ応援に来てください。また近いうちにお会いしましょう」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。
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