【バレー】日本代表主将・古賀紗理那が引退会見「印象に残った試合はVNL準決勝と昨季Vリーグ決勝。五輪はメダルに届かなかったが、積み上げてきたものは消えないはず」
バレーボールSV女子のNECレッドロケッツ川崎は16日、東京都内で同チーム所属で日本代表主将の古賀紗理那選手の引退会見を行った。 パリ五輪ケニア戦にて9年間のプロバレーボール選手としてのキャリアを終えた古賀選手。涙を見せることなく、緊張した表情ながらも終始笑顔での会見となった。 パリ五輪での引退は東京五輪後、主将を引き受けた時から決めていたという古賀選手。印象に残った試合は日本代表では今年、銀メダルを獲得したVNL準決勝のブラジル戦、NECでは2連覇した23-24シーズンの決勝と語った。 パリ五輪について、「目標にしてきたメダルに届かなかったことは本当に悔しいが、チームとして練習して積み上げてきたものは消えないはず。自分も含め頑張った」と話し、小2でバレーボールを始めた時から支えてくれた家族への感謝の思いも語った。4年後のロス五輪を目指す後輩たちには「それぞれみんないいところがあるので、頑張ってほしい。全力で応援したい」と話した。 今後については未定だが、バレーボールに関わり、何らかの形で恩返しをしたい。夫である西田有志選手(大阪ブルテオン)のお世話も頑張りたいと笑った。 会見後はNECの金子隆行監督から花束贈呈。会場に駆けつけた西田選手からも「長い現役お疲れ様でした。自分はまだまだ現役生活が続くが、引き続きいい家庭をつくっていけたら」とねぎらいの言葉があり、サプライズでツーショットにもおさまった。 なお、10月12日に川崎市とどろきアリーナで行われるSVリーグオープニングマッチにて古賀選手の引退セレモニーが行われる予定。