最長5区は大東大・S.ワンジル、日体大・山﨑りさ、拓大・不破聖衣来が激突! 1区は名城大・米澤VS大東大・野田 /全日本大学女子駅伝
◇第42回全日本大学女子駅伝(10月27日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 全日本大学女子駅伝 全チームのオーダーをチェック! 10月27日に開催される第42回全日本大学女子駅伝を前に、各チームの区間エントリーが10月26日、発表された。 1区(6.6km)は、8年連続優勝を狙う名城大が3年連続この区間となる米澤奈々香(3年)を配置。また、初Vを目指す大東大は日本人エースの野田真理耶(2年)が入り、頂点を目指して序盤から激しく競り合いそうだ。 最短区間となる2区(4.0km)は、名城大が上野寧々(3年)、大東大は相場茉奈(2年)と、いずれも大学駅伝初出場の選手が務める。一方、9年ぶり優勝を目標に掲げる立命大は、U20世界選手権5000m6位の山本釉未(1年)と実績のある選手が走る。 3区は(5.8km)は、名城大が前回区間賞の石松愛朱加(3年)が2年連続で入った。一方の大東大は2年ぶりに大学駅伝に出場する川瀬真由(3年)。立命大は前回1区を制した村松灯(4年)が担当する。4区(4.8km)は、名城大が大学駅伝初出場となる瀬木彩花(2年)。大東大は2年連続この区間となる蔦野萌々香(2年)が受け持つ。 最長9.2kmの5区は各大学のエースがそろう。名城大は前回に続く原田紗希(3年)、大東大は前回区間賞の留学生、サラ・ワンジル(2年)、日体大は昨年の日本インカレ5000m覇者の山﨑りさ(4年)がそれぞれ入る。また、拓大は2年ぶり3度目の5区となる不破聖衣来(4年)が務める。 前回、ワンジルが29分20秒で駆け抜け、山﨑は29分53秒で区間2位。原田は30分18秒で区間4位だった。ワンジルは初Vへチームを引き上げる走りが必須だろう。山﨑も優勝争いに絡むには、エースとしての役割を果たせるか。一方、原田は実績のあるランナーを相手に粘りがカギとなるだろう。 不破は3年前の1年時に、現在も残る28分00秒(10km換算30分26秒)という驚異的な区間記録を打ち立てている。その走りにどこまで近づけるか。 2番目に長い最終6区(7.6km)。名城大は2年連続で主将の谷本七星(4年)を配置。アンカー決戦にも対応できる前回区間賞の4年生が務める。また、大東大は前回2区区間4位の平尾暁絵(2年)。立命大は1年時の富士山女子駅伝3区以来の大学駅伝となる土屋舞琴(3年)が担当する、日体大は前回2区区間5位の尾方唯莉(4年)が入った。 真っ先にフィニッシュ地点の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)に戻ってくるのはどのチームか注目だ。
月陸編集部