「日本株の快進撃はいったん終了する」と読む3つの背景
外国人観光客もかなり戻ってくるなど、日本経済は他国に比べるとお金が集まりやすい状況にある。「日本株もさらに上昇」と見ていいのだろうか(写真:ブルームバーグ)
日経平均株価は33年ぶりに3万2000円台にのせるなど、予想を大きく上回る快進撃をみせている。すでに9週連続で上昇、12日の終値も3万2434円まで急速に戻してきた。6日につけたバブル崩壊後最高値である3万2506円を再び更新しようかという勢いだ。 では、このままの上昇は夏場(7~8月)まで続くのだろうか。筆者は今週の「日米欧の金融政策ウィーク」が、日本株にとって当面の分岐点になるのではないかと見ている。その背景は以下の3つだ。
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中井 裕幸