【横浜好き】ベイスターズ、球団最多235万8312人の記録。過去の観客動員数の記録を調べてみた
1980年代後半からは150万人台のシーズンが続き、次に球団記録を更新したのはやはり1998年、チームがリーグ優勝、日本一に輝いたシーズンで、この年は185万7000人を動員しました。
20世紀の終わりに成績も観客動員も、当時のピークに達したわけですが、2000年代に入ってチームが低迷期を迎えると、観客数も目に見えて減少していきました。
3年連続最下位からようやく3位に入った2005年には、1977年以来の大台割れとなる97万6004人に減少。この年からそれまでの球団発表から実数発表になったのが原因で、リーグ全体の入場者数も前年の1377万人から1167万2571人に減少しています。
ここから110、120万人台のシーズンが続きましたが、2012年にTBSからDeNAが親会社に変わり、潮目が大きく変わっていきました。地元密着、ファンサービスに力を入れた経営で、2013年に前年から約26万人増の142万5728人を記録すると、その後は右肩上がりで18年には202万7922人と、ついに200万人台突破を果たしました。
翌2019年に228万3524人で記録更新した後は、コロナ禍による入場制限で観客数が激減しましたが、東京五輪の開催地として外野スタンドを拡張したこともあり、昨季の228万927人から今季の記録更新に至ったわけです。
昨季は阪神、巨人に次ぐリーグ3位の観客動員数で、パ・リーグの福岡ソフトバンクも含めても12球団中4位と、いまやNPB屈指の観客動員数を誇るチームになりました。
本拠地最終戦後、三浦監督は「たくさんのファンの方に声援を送っていただき本当にありがたいです」と感謝していましたが、来年こそ、この熱い声援に応える結果を残してもらいたいものです。
◆先週の度会隆輝(9月28日~10月2日) 一軍の試合がなかった28日のイースタンリーグ・千葉ロッテ戦に3番・ライトでスタメン出場して、4打数1安打(1四球)。CS争いとなる29、30日の阪神戦では出場機会がなく、1日の広島戦も出番なしで10月2日に出場選手登録抹消が決定。