「活力一日も早く」 菊地氷見市長が初登庁
氷見市長選で初当選した菊地正寛市長が11日、初登庁した。能登半島地震からの復旧復興を「1丁目1番地」として掲げ、「全力を尽くし、氷見の活力が一日も早く戻るよう皆さまと力を合わせて頑張っていく」と意欲を示した。 午前8時45分に公用車で登庁。正面玄関で職員や市議ら約100人に拍手で迎えられると「きょうからよろしくお願いします」とエネルギッシュにあいさつ、職員から花束を受け取った。職員訓示では▽市民ファースト▽できない理由を考えずどうしたらできるか考える▽風通しの良い職場づくり―の3点を求めた。 ●被災者と意見交換13日から4地区で 就任会見に臨んだ菊地市長は、市民に寄り添い復旧復興にスピード感を持って取り組むため、被災者との意見交換会を13日から4地区で開くとし「率直な気持ちや今の生活状況をしっかりと聞き、施策に生かす」と強調した。 市民との対話「市長と気軽にトーク」も月1回のペースで行うとした。市民が市長室を訪れ、さまざまな考えをざっくばらんに伝える場となる。2025年度の予算編成については「活力とにぎわいある氷見の創造に向け、種まき的な予算もつけたい」と述べた。