子どもの“自立力”を鍛える!アウトドアやサバイバル活動、防災教育などを通じて取得、新検定「ジュニアサバイバル検定」とは?
実用英語技能検定や日本漢字能力検定、ジュニア・プログラミング検定など子ども向けの検定が増える近年。“検定”というと学問に関する内容を連想しがちですが、薪割りや火起こし、防災調理などリアルな体験を通して、子どもたちの自立力向上を目指す新検定が誕生しました。 その名も「ジュニアサバイバル検定」。「日本自立力検定協会」が運営する検定で、アウトドア教育、自然体験、サバイバル活動、防災教育などリアルな体験を通して、子どもたちの“成功体験の獲得“と“自己肯定感を高めること”を目的としています。
同検定を立ち上げたのは、愛知県日進市にて学童保育やフリースクール、学習支援事業などを行っている「一般社団法人みらい学びクリエイト」。長年、子どもたちの教育に携わるなかで、全ての親が願う子どもの“自立”について、より出来ることがないかと考え、「日本自立力検定協会」を設立する運びとなったといいます。 「ジュニアサバイバル検定」では、薪割りや火起こしなどアウトドア体験から災害時を想定した防災調理、安全に関する知識など様々なカリキュラムを実施。また、オリジナル検定テキストを使用して、自分の“できること”、“できないこと”を発見していきます。
検定に合格することで、子どもたちに自信をつけてもらいたいという思いが込められた検定ですが、キャンプやサバイバルに興味がある子やチャレンジ精神が旺盛な子にもおすすめの検定。 また「一般社団法人みらい学びクリエイト」の石橋さんは、検定の対象として、「弊社が不登校児向けのフリースクールや通信制高校、市から委託を受けた貧困家庭向けの学習支援事業を行っていますので、そういった特殊な環境下にいる子どもたちにも受講してもらいたいと考えております」と述べました。
申し込みや検定料などについては、「日本自立力検定協会」HP内にて公開中。自立力を鍛えることはもちろん、“思い出づくり”の一環としても楽しむことができます。