両親はヒッピー、カルト教団育ち…23年の生涯を駆け抜けた名俳優、リヴァー・フェニックスの数奇な幼少期
8月23日は、23歳という若さで生涯を終えた儚げで美しい伝説のハンサム俳優、リヴァー・フェニックスの誕生日。彼の数奇な半生を振り返ります。 【写真】「オーラが群を抜いていた」リヴァー・フェニックス
ヒッピーの両親の元に誕生
リヴァーは、1970年8月23日に、カトリック教徒で大工をしていた父と母の元に誕生。生きていれば52歳の誕生日を迎えていました。5人兄妹の長男で、4歳下には俳優のホアキン・フェニックスがいます。両親ともにヒッピーだったため、リヴァー自身は集団生活をしていた小屋で生まれています。生い立ちからなかなかなハードモード。そんなリヴァーの生活にさらに暗雲が立ち込めたのが2歳の時。
2歳から8歳までカルト団体「神の子供たち」で育つ
リヴァーが2歳の時に、両親がカルト宗教団体「神の子」に入信。セックス・カルトの異名を持つ団体で、リヴァーはなんと両親の目が覚めるまで6年間も性的虐待が当たり前の異常な環境で生活していたと言います。この幼少期の辛い経験がのちに影響していることは明らか。いつもどこか悲しげでそれでいて怒りに満ちた目をしていたリヴァーの過去は衝撃的なものでした。
Megumi Sawamura