ベントレーのブランドコンセプトを具現化

前後ショルダーのプレスラインや大きなフロントグリル、独特のヘッドランプなどが特徴的なデザイン。

「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、ベントレー フライングスパー（BENTLEY FLYING SPUR）だ。 【写真はこちら】フライングスパーは、間もなくV6ツインターボ+モーターのPHEVのみの設定となる。（全4枚）

コンチネンタルGTの4ドアサルーン版とも呼べるのが、このフライングスパーだ。2019年のデビュー時は6LのW12ツインターボ、2020年には4LのV8ツインターボ、そして2021年には2.9L V6ツインターボ+モーターのPHEVをラインナップ。だがW12とV8はフェードアウトし、間もなくシステム総合出力で544psを発生するPHEVのみの設定となる。 コンチネンタルGTと同じくエレガントかつトラディショナルな内外装に対して、シャシには最新の電子制御技術が投入されており、速さと快適性を高次元で両立する。なお、新型コンチネンタルGTに搭載された4L V8ツインターボ+モーターの「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」も近い将来に搭載されることが予想されている。

ベントレー フライングスパー ハイブリッド　主要諸元

●全長：5325mm ●全幅：1990mm ●全高：1490mm ●ホイールベース：3195mm ●車両重量：2505kg ●駆動方式：フロント縦置き4WD ●エンジン：2.9L V6 DOHC ツインターボ+モーター ●最高出力：306kW（416ps）+100kW（136ps） ●最大トルク：550Nm+400Nm ●システム総合出力：544ps ●システム総合トルク：750Nm ●トランスミッション：8速DCT ●0→60mph（約96km／h）加速：4.1秒 ●最高速：285km／h ●車両価格（税込）：2690万6000円