ペナントレースで浮上するために必要なこと。つまらないミスを極力なくし当たり前のプレーを!【伊原春樹の野球の真髄】
6月2日の巨人戦[東京ドーム]で7号2ランを含む3安打3打点でヒーローに選ばれたマルティネス。日本ハムは交流戦で上昇気流に乗れるか[写真=川口洋邦]
プロ野球も交流戦に突入し、どのチームもほぼ50試合を消化している。ペナントレースの1/3以上を終え、首位に立つチームはこのまま加速していくのか、中位につけるチームは上位を追走するのか。はたまた、下位にいるチームは踏ん張ることができるのか。他リーグとの戦いである交流戦がそのカギを握るのはもちろんだが、とにかく上昇気流に乗るためにはつまらないミスをなくすことが一番重要だと思う。 例えば二死から四球を与えたり、無死から先頭打者の内野ゴロをエラーして出塁を許したり。はたまた、ランナーを二塁に進めたい場面で犠打や進塁打を失敗することも同様だろう。 「当たり前のことを当たり前にやれば、当たり前のことが当たり前にできる」は私が指導者のときに選手に徹底してきたことだが、その“当たり前”は案外難しいものだ。だが・・・
本文:1,238文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール